産後の食事ってどんな物がおすすめ?
2021/10/27
ブログを見て頂きありがとうございます。今回は産後の食事について書いていこうと思います。
まず産後は産前と比べると出産によって骨盤が開いたり、リラキキンと言うホルモンの影響で靭帯がゆるくなっている状態です。大体6週間から8週間ぐらいかけて元の身体に戻っていくと言われています。
この元の身体に戻っていく期間を産褥期(さんじょくき)と言います。
本当は産後は身体に大きなダメージがあるのでゆっくり身体を休めたい所ですが、産後にすぐに始まるのは育児です。産褥期は両親や旦那様など自分だけで育児を抱えこまずできる限り協力してもらいましょう。
あまり無理しないで栄養のある食事をとりしっかりと身体を休めましょう。
産後は育児がどうしても優先になってしまうで、お母さんは簡単に食べられる物ですましてします事もあると思います。しかしお母さんの摂取した栄養素が母乳になりますので、食事はとても大切です。
出産時は出血などで鉄分が不足しがちなので鉄分は多めに摂取すると良いでしょう。鉄分にはヘム鉄と非ヘム鉄があります。なるべく吸収効率の良いヘム鉄を摂取すると良いでしょう。鉄分が含まれるとして有名なほうれん草は実は非ヘム鉄です。食事から摂取する鉄の85%以上が吸収率の低い非ヘム鉄なんですよ。
ではどのような食事をとると良いのでしょうか?
- ・吸収率の高いヘム鉄(豚レバー、牛もも赤肉、しじみ、かつお)を含む食品を積極的にとる
- ビタミンC、たんぱく質と合わせてとる
- ・鉄の 吸収をさまたげるタンニンやシュウ酸の摂取を控える
(コーヒー、紅茶や生のほうれん草・たけのこなど) - ・葉酸(ブロッコリー、ほうれん草など)と合わせてとる
- ・ビタミンD、マグネシウム(魚介類、卵、 きのこ、木の実など)と合わせてとる
育児もしながらの食事は片手でも食べられる食事は育児の邪魔もせずオススメです。おにぎりであれば、(炊き込みご飯など)お子様を抱っこしながらでも食べられます。
スープ類もオススメです。これから寒くなる時期ですとシチューや具が沢山入った味噌汁などは身体を温める効果もあり代謝が下がる事も防げます。またスープ類の場合は同時に水分もとる事ができる為、授乳などで不足する水分も補えます。
今回は産後の食事について書かせて頂きました。
育児も慣れて少し余裕ができたら開いてしまった骨盤にも注目していきましょう。
自分でできる骨盤ストレッチも「産後の骨盤に効く!自宅でできる骨盤ケアストレッチ」で紹介していますので、こちらも参考にして見てください。